Written By: 川俣 晶
「6号娘の現状だ」
「これでいいの?」
「さあ。でも楽しいよ」
「なぜ楽しいの?」
「理由が1つ分かってきた」
「なんだい?」
「子供の頃はダイヤブロック使いであった」
「それに意味があるの?」
「ある。結局部品不足で形を模倣するだけで精一杯。色は思い通りにならない。そんな子供時代であった」
「そうか、形の方はお腹いっぱいでも色はぜんぜんさっぱりだったんだね」
「ダイヤブロックをレゴに置き換えても同じだけどな」